このタスクを実行するには、登録担当者または医師の権限が必要です。
このヘルプトピックでは、施設によってはご利用になれない機能についての説明が含まれています。
[処方の追加]機能により、患者の治療装置の処方がケア オーケストレーターに保存されます。すると、この処方をSDカードに転送することができます。トリロジーと酸素濃縮器を除く、ケア オーケストレーターでサポートされるすべての装置の処方を追加することができます。処方を追加できるのは、医師または登録担当者に限られます。
注記:サポートされない装置の場合は、装置、処方、治療データ、および患者履歴がケア オーケストレーターに表示されます。
注記:処方の追加は、トリロジーおよび酸素濃縮装置では使用できません。
注記:以前に使用した治療装置、モデム、またはSDカードのメモリは、別の患者に再割り当てする前に必ず消去してください。メモリの消去方法については、治療装置またはモデムの文書を参照してください。データカードユーティリティを使用して治療データおよび処方の情報をSDカードから消去するには、「SDカードの消去」を参照してください。
警告:処方の変更は、必ず、資格を持つ医師の指示に基づいて行ってください。処方の作成または変更は、医療従事者のみが行ってください。患者の治療装置に転送する前に、患者の処方が適切であることを確認してください。
注記:ケア オーケストレーターで処方の更新機能が使用できない場合、医療機関は、治療装置の使用手順に基づいて、手動で処方設定を装置に入力することができます。
メモ: 以下の場合、リムーバブルメディアやドリームマッパー(日本ではドリームマッパーとケア オーケストレーターのリンクは非対応なためサポート外となります)から患者の処方を、受信した治療データをもとに更新することができます。
▪ 患者が、処方の変更が可能な医療機関に属している。
▪ メディア上の装置のシリアル番号が患者に割り当てられている。
▪ 以下の患者
i) 処方をもっていない
ii) 患者の治療データ中の受信装置の設定が保存された処方より新しいか異なっており、保存された処方が臨床ユーザーによって発行されていない。
注記:加湿器は、オプションのアクセサリーです。加湿器が使用できない場合、治療装置に送信された加湿器設定は無視されます。
装置の処方を追加するには、次の手順を実行します。
[患者]タブをクリックします。
[患者の検索]と患者全員のリストが表示されます。
患者の名前、外部ID、患者参照、または装置シリアル番号のうち、どのカテゴリを使用して検索するかを選択します。
注記:検索条件のカテゴリを選択すると、それ以降ユーザーがログインしている間は、そのオプションがデフォルトの検索オプションになります。次回ログイン時にシステム全体のデフォルトに戻ります。
[生年月日]、[郵便番号]、[電話番号]検索フィールドが表示され、より詳細に検索できます。
入力された情報に基づいて、該当する患者が表示されます。
注記: 生年月日で検索するときは、将来の日付を入力することはできず、フィールドの下に表示されるとおりに正しい日付形式で入力する必要があります。
注記: 郵便番号で検索するときは、[検索]フィールドに入力したデータにエントリが完全に一致する必要があります。
注記: 電話番号で検索するときは、[検索]フィールドには数字だけを入力でき、入力したデータに完全に一致するエントリが患者リストに表示されます。
注記: 1つ以上の追加の検索フィールドに有効な検索条件が入力されるまで、[検索]ボタンは無効になっています。
患者の情報が表示されます。
[処方]タブが表示されます。
注記:処方を追加するには、装置を患者に割り当てる必要があります。患者に装置を割り当てるには、[装置]タブをクリックします。詳細については、「装置の追加および割り当て」を参照してください。
注記:イタリアのみ - 自社ブランドの装置名がプルダウンに表示され、必要に応じてTrilogy EvoおよびBiPAP A40 Pro向けに選択できます。
処方フォームが表示されます。
注記:睡眠装置および人工呼吸器から選択することができます。(この例では、睡眠装置が使用されます。人工呼吸器の場合の手順も非常に似ています。)
注記:[発行日]の日付は、装置が患者に発行されたときです。
注記:[装置モデル]の情報は、装置の下部に記載されています。
装置に関するその他の入力設定が表示されます。
注記:ケア オーケストレーターで作成された処方は、[保存済み]ステータスで表示されます。
:[カードに送信]ボタンをクリックするのは、処方をデータカードに送信する場合です。処方の転送を検証するには、処方のステータスを使用してください。
注記
注記: Windows 7を使用している場合、黄色で強調表示されたテキストがウィンドウの上部近くに表示されます。このメッセージは、Windows 7オペレーティングシステムのサポート終了日を示しています。記載された終了日までは、Windows 7を使用している場合でも、リムーバブルメディアの初期化、メディアの読み取り(ダウンロード)、およびメディアへの処方の書き込みを行うことができます。終了日を過ぎると、警告が表示され、操作を続行できなくなります。
[データカードユーティリティ]ウィンドウが表示されます。
:モデム経由で処方を送信する場合は、[モデムに送信]ボタンをクリックします。モデムまたはBluetooth対応装置がある場合は、次回の接続確立時に自動的に処方が装置に転送されます。処方の転送を検証するには、処方のステータスを使用してください。
処方が正常に送信されます。
注記
注記:患者に割り当てられた装置に対して無効な処方が入力された場合は、次のメッセージが表示されます。この処方は割り当てられている装置と一致しません。
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